親父が使っているMS260、山で木こり作業中に回転が上がらなくなったとのことで修理を頼まれました。早く使いたいらしいので急ぎで直します。
状態確認すると、症状がなぜか再現せず・・
調子よく動いてしまったので逆に困りました。どうしよう?
とりあえずキャブレターの清掃くらいはしようと思います。
カバーを外すと大量の木くずを発見。オーバーヒートや発火につながるので掃除します。
マフラーの下は真っ黒。熱で炭みたいになったのかな?
吹け上がらないとのことで定番のカーボン詰まりを疑ってたけど、開けてビックリ超キレイ。ピストンとシリンダーにも大きな傷はありませんでした。
汚れのきつかったフライホイール周辺を掃除しました。
キャブレターを分解。ワルボロのWTEが付いてました。
内部にゴミが詰まっているとか、ダイヤフラムの硬化もなく見た目では問題がないように思えます。軽く掃除しておわり。
スパークプラグを新品に交換。CJ8からメーカー指定のBPMR7Aに替えました。
汚れ具合からして長いこと指定外のプラグで使っていたみたいですね・・
エアフィルターも掃除して・・・
組み立てて完成!エンジン始動・吹け上りもスムーズで問題なさそうです。
こういう中途半端な壊れ方だと厄介ですね。始動しないとか、極端なほうが楽かも?
せっかくなのでMS261Cと並べてみた。
直ったか判断できないので予備機として261も持って行ってもらうことにしました。
これでダメならダイヤフラム交換かな。近いうちに修理記事が出たらダメだったんだと思ってください(笑)
クボタ KND70のホッパーをいじる
これはホッパーの水を注ぎ入れる部分。
半分以上が錆びて朽ちているので補修してみます。修理中断しているこのKND70ですが、奇跡的に部品どりが入手できそうになってきました。
穴あきの部分をグラインダーで切断、そこへアルミ板で作った筒をリベットで固定しました。黒い網みたいなところはアルミのパンチングプレートを使っています。
本体へ取り付け。写真のオレンジ色の部品は3Dプリンターで作ってみました。
早く動かしてみたいな・・。もしかすると山梨の運転会には間に合うかも?
今日はここまでです。また次回!