
稲刈りが終わったこともあり、バインダーの点検をしました。※メインはオイル交換
いつもやるとか言いつつ結局やらないので、熱が冷めないうちにやってしまおうと思います(笑) ちょうど3連休ですからね。
ヤンマー YB101

まずはヤンマーYB101から。
紐を替えてから結束ミスを連発するようになった原因を探ります。
現状、どうなっているか見るために写真の部分を外しました。

気になったのがこの部分。塗装が剥がれて、さらに削れたのか磨かれたみたいにピカピカに輝いてます。

パーツリストの32番の部品ですね。「紐止突起」というらしい。
現物を見ると、図面と比較して先端に近づくにつれて痩せているのが分かります。
部品名称からして紐を引っかけて止めておくパーツでしょうから、これが細くなったり角が取れたりしたことで、上手く機能していないのでは?と考えました。

丸やすりで削って、角を作ってみました。
これで上手いこと紐が引っかかってくれればいいんだけど・・・。

ついでにスプリングに巻き付いたゴミを取ってきれいに。
紐を切ったときのカス?みたいなものが詰まってました。

ワラを使って結束テストすると、2回連続で成功!
でも結束部分を見ると切り跡が汚いような・・? カッターの切れ味が悪いのか、もしかしたらヒモ自体の問題もあったのかもしれません。
これ以上のテストはできないので、ひとまず直ったとしておきます。答えは来年出るってことで。

続いてベルトの点検を。ひび割れもなく、まだまだ使えそうな感じでした。
サイズ:B-41 , B-51

問題はココ。刈り取り部分を駆動するためのプーリーです。
なんと中央のねじが緩んでガタガタになってました(汗)
この状態で使ってたのが恐ろしい・・使用前の簡易点検では気づきませんでした。

軸も削れているように見えます。プーリーを付けるとかなりガタが大きい・・

原因は単純で、新品時と異なるねじ(フランジボルト)で固定されていたから。
パーツリストを見ると、プーリーの固定には六角ボルトとスプリングワッシャーが使われると分かります。さらにその上から緩み止めのプレートも付くみたい。
フランジボルト+緩み止め金具ナシなので振動等で緩んだのでしょう。

ねじをアプセットボルトに交換しました。
緩み止めの金具は無いのでこのまま。必ず使用前に点検するよう心がけます。

しっかりねじ留めしても軸のガタが大きいように感じます。
奥のベアリングがダメか?これは後日交換予定。

刈り取り部分のオイルを交換します。

今回はすべての個所でユニバーサルオイルを使いました。
ちなみに、メーカー指定はエンジンオイルです。量は分からなかったので給油口から見て内部のスプロケットが浸かるくらいまで入れておきました。

エンジンオイルも交換。こっちは真っ黒だ!量は口元いっぱい。

ミッションオイルも替えたかったのですが、ドレンが見当たらなかったので断念。
減っていたら困るので少し追加しておきました。

最後に刈刃などに注油して終わり~! 次の機械へ移ります。
三菱 秋晴れ KB254

こちらもベルトの点検から入ります。
エンジンを載せ替えた関係で、エンジン←→ミッション間のベルトは去年交換済み。
ミッションから先へのベルトもきれいなものでした。まだまだ使える!

刈り取り部分のオイルを交換。チョコレートみたいな色してますね(笑)

この機種はドレンが見つかったのでミッションオイルも替えます。
なんだか青いような不思議な色のオイルが出てきました。キレイなので替えたばかりかも?

ステッカーがキレイに残っていたので助かりました。
刈り取り部分(ノッターケース)は1.1L、ミッションケースは1.2Lで、いずれもエンジンオイル#30です。ギアオイルじゃないだ。なんでだろ?
エンジンのオイルは去年替えたので交換しません。
これで点検とオイル交換は終わり!来年こそは上手く動くと嬉しいなぁ・・。
残っている一部のパーツ交換も今年中に終わらせたいところ。
それではまた次回!
ーー以下はメモです 気にしないでくださいーー
残っている修理・メンテ
・SK650 ファンベルト交換
・YB101 プーリー軸ベアリング交換、タイヤ交換
・R2700G ファンベルト交換
・SC1601 オイルシール交換?
・KB254(2台目)放出ベルト駆動Vベルト交換
・B5000 後車軸オイルシール交換
・MS261C キャブレターOH
・PC200-Y オイルシール等,消耗部品調達
・KT15(青)コンデンサ交換
・F1000 ブレーキ修理外注