ヤフオクにて購入したエンジンコンプレッサーを修理します。
現状では点火せず、エンジン不動。コイル周りを中心に見ていこうかな。
燃料タンクの裏、ホコリの上から塗装されています。
古いわりに外装が不自然にキレイなのが気になっていましたが、やはり再塗装されていますねコレは。
ネジをよく見ると鉄製とステンレス製が混ざっています。
前の所有者にかなりいじられてそうな予感・・
カバーを外すとそこには無残に割れたフライホイールが・・
外れなくて叩いたのか? まぁ自分もよくやりますが(笑)
ポイントが汚れていたので清掃しました。写真は作業後です。
これで直れば楽なのですが、そう簡単にはいかず。
一応、コンデンサの容量も見ておきました。0.245μFなので問題なさそうです。
ここまでくるとアレですね、点火コイル。
プラグコード←→ストップスイッチ間で抵抗を測定すると案の定、反応なし。コイル内部で断線しているようです。これは交換しかないですね・・・
コイルの予備があるわけもなく、中古を買わない限り修理不可です。
そこで今回は手っ取り早く直すためにエンジンを載せ替えることにしました。
EY18DからEY20Dへ交換。Dが付く型式なので直結型(高速型)です。馬力は変わりません。
載せ替え前にぶっ壊れている燃料コックを交換しました。
中華製はすぐダメになったので純正品を購入。モノタロウで¥1500くらいだったはず。
サクッと載せ替え完了~!あまり違和感ないですね?
キレイに塗装してくれてあるので(エンジン以外は)ピカピカなのが嬉しいです。
エンジン始動し、無事に圧力が上がるのを確認できました。
7kgまでいったところでバルブが働いて「プシュー!!」ってなったので驚きました(笑)エンジン式だから安全弁が無いと無限に圧力が上がっちゃうんですね。
慣れない挙動をしたので焦りました。プシューってなったらエンジン回転を下げるか止める使い方でいいのだろうか?
載せ替えという荒技でしたが、修理完了しました。
これは修理作業場専用のコンプレッサーにします。今までは1台しかなかったのでタイヤ交換とかで移動するのが大変でしたが、これで楽になりそうです。
今回はここまで。また次回!