Shioika Blog

PCやカメラ、写真、機械いじりについての記録。

40年物のエンジン発電機をレストアしてみた!

お盆休み期間中、今日までの4日間をかけて古い発電機のレストアに挑戦しました。

ちと時間はかかりましたが満足できる仕上がりになりましたので、簡単にまとめます。

 

まずはビフォーアフター

今回は色塗り(オリジナルカラー)はもちろん、エンジンも載せ替えてしまいました。ロビンのEY20D、元々のエンジンと同じ5馬力です。

燃料タンクの錆と白煙が多いことから三菱エンジンはリタイアとなりました。長く働いた証です。バトンタッチですね。

 

動作テスト~分解・塗装

まずはエンジンだけ載せ替えてみての動作確認です。ちゃんと100V出てますね。

前のエンジンでは最高でも90Vでした。発電機側の性能低下だと思っていましたが、エンジンの影響もあったようです。

 

分解して古い塗装と錆をできる限り落としました。全体的に錆がひどくて苦戦・・。

塗料跡を見るに以前は赤だったようです。

 

発電機本体はオレンジ、フレームとベースは黒(シャーシブラック)、ベルトカバーは白にしてみました。また、今回初めて二液ウレタンクリアーを最後に吹いてあります。これで少しでも耐油性がアップすれば嬉しいです。

 

組み立てと動作確認

ベアリングを交換して・・・

 

発電機側の組み立て完了! 

コンセントとパイロットランプ、ヒューズホルダーは以前に交換済みです。

発電機には様々な方式のものがあって、これはかなり古い部類に入るブラシ式(+ダイオード式?)みたいです。その名の通り、3つのカーボンブラシが入っています。内部の導線に「1973」と書かれていました。

 

防振ゴムも交換です。モノタロウの製品を選びました。

 

エンジンを取り付けて動作確認です。

負荷の大きいエアーコンプレッサーを回すことができました。

まったく仕様が分からなかったのですが、オークションに出ていた同じような発電機を見ると最大1.2kwのようです。大きさのわりにそれだけ・・?とか言ってはいけませんよ?なにしろ古いんですから(笑)

 

ここまでスムーズに来ているように見えると思いますが、実際には思わぬトラブルが多々ありました。

エンジンの取付穴の間隔が違ってポン付けできない、とか発電しないとか・・。前者は穴を開けて、後者はコネクターとブラシの清掃で解決したので良かったです。

 

今日はここまでです。休みもついにあと1日・・。最後まで楽しみたいと思います。

今日もご覧いただきありがとうございます。また次回!