Shioika Blog

PCやカメラ、写真、機械いじりについての記録。

小さなエンジンコンプレッサーを修理する!その1

超小型のエンジンコンプレッサーを入手しました。エアー(圧縮空気)でプシューってやるアレですね。電気が無いところでも使いたいのでエンジン式を探してました。

ここまで小さいのは珍しいようで検索してもあまりヒットしません。

また、意外にも探している人は多いようで不動品なのに競り合いました・・・。私にとってはかなりの高額になってしまったので意地でも直しますよ(笑)

 

エンジンはロビンのEH025。24.5cc・1.1馬力のミニ4ストロークエンジンです。

草刈り機やポンプによく使われているイメージがあります。

現状では圧縮あり、点火OKですがプライマリポンプの割れで燃料が吸い上がりません。燃料タンク内や外装が汚れているので長い間使われていないのかもしれません。

 

洗浄のためにひとまずはバラバラにします。

汚れはひどく見えますが多くが土なので簡単に落ちました。

 

スイッチがぶっ壊れてました。こればっかりは修理不可なので交換します。

 

キャブレターはワルボロのWYL、ねじの頭がナメていないので他人の手は入ってない模様。

プライマリポンプとダイヤフラム類を交換しました。

 

他の部品も清掃完了!ピカピカになりました~!

 

粉になったクリーナーエレメントと点火プラグを新品に交換します。

エレメントはワルボロの純正品、プラグはCMR6Aです。

 

サクッと組み立て・・見た目新品級のエンジン出来上がり!

ついでにエンジンオイルを交換しておきました。10W-30を80ミリリットルです。少ないですね。

 

コンプレッサー側のオイルも交換したのですが・・入っていたオイルの色がヤバい(笑)

液体と呼べないくらいドロドロで真っ赤なので、血が苦手な私には悪い意味で効果抜群でした。何を入れたんでしょうねコレ?

 

ガソリンを入れて紐を引くと一発始動!嬉しい瞬間です。

本当はエンジンを外したかったものの、プーリーの外し方が分からなくて諦めました。下手にやって壊したら大変ですからね。

 

回ったのはいいものの、圧力が全く上がりません。

コンプレッサー側は手回しで圧縮を感じられたので、壊れているとは思えないんですけどねぇ・・。

 

あちこち点検すると、矢印の位置まではエアーが来ているのを確認できました。

ということは、そこからタンクまでの間で何かが起こっているということでしょう。

 

安全弁を外すとこの有り様ですよ。内部がサビサビです。

ここを清掃すれば良くなりそうな予感がします。ただ、安全装置なので慎重に作業しないとダメですね。次回はここをいじります。

 

晩ごはんはリニューアルした地元の温泉施設で食べてきました。

おしゃれなメニューが増えてて悩みましたが、今回はトンテキ御膳を注文。ボリュームも十分あってめちゃおいしい♪ 疲れた体にエネルギー補給できました!

 

今日はここまでです。また次回!