天気が悪いので今日は屋根の下で発動機の修理です。
雨は朝までの予報だったのが、ズルズルと長引いて昼過ぎまで降ってました。降ったりやんだり・・どっちかにしろって感じですよね。
カバーを固定するねじが1本折れていたので、穴をあけてタップを立てて復活!
こういうのを見ると過去に分解されているって分かりますね。以前も書きましたけど、他人の手が入っているものは何されているか分からないので嫌なんですよね・・。
点火しないのでポイントを確認・・あまり汚れてないなぁ。
一応、細かい紙やすりで清掃しておきました。
これで組み直したらスパーク確認できたので次に移ります。
キャブレターを分解清掃します。変色したガソリンが入ってましたが内部はキレイ。
汚れは少ないものの腐食が目立ちます。大丈夫かなぁ・・?
見えないところに汚れがあったようでキャブクリーナーがどんどん茶色に・・
きれいになりました~!
メインジェットとか、かなり汚れてましたがなんとかなって良かった。
やっぱり硬化してダメになってたので、お決まりのパッキン制作。
耐油ゴムシートからの切り出しです。
掃除したキャブレターを取り付けました。けっこうキレイに仕上がったかな。
エアクリーナエレメントは穴が開いているので新品に交換。
ロビンEY15用のスバル純正部品(226-32610-07)です。モノタロウで購入。
外しておいた部品をすべてつけて組み立て完了しました!
ウキウキで動作確認したわけですが、まったく始動する気配がない・・・
圧縮・燃料・点火の確認はできていただけに、なんで始動しないのか不思議でしかたない状態でした。
点火を再確認すると、数回スターターを引いて1度スパークするくらいで連続して点火しません。これではかかりませんね。
で、ポイント以外で心当たりがあるのがコンデンサ。
正常な場合は容量が250~400(nF)ほどらしいけど、実測値がなんと2027(nF)!
コンデンサ底面に「25」の刻印があったので250(nF)だったはず。劣化で容量が増えることもあると聞いたことがありますが、10倍近くになっているのは初めて見ました。
ストックにあったコンデンサに交換します。
古いので一応容量テストすると、259(nF)でした。たぶん大丈夫でしょう。
取り付け金具の形状が違うので加工します。
まずは余計な部分をカットして・・
廃材のL字金具を使って取り付け用のパーツを作ります。
使うのはここだけ。(写真右側)
穴が2つ開いていて、片方はM5のねじが切ってあります。
こんな感じでコイルの固定ねじを使ってねじ留めしました。
エンジン本体とコンデンサの端子が接触しないようにワッシャーを入れてます。
これで効果があったようで、継続してスパークするようになりました!
今度こそと思ってヒモを引くも、なぜか始動しない謎。マジでなんだろう?
556をシリンダー内へ吹き込んでも初爆がありません。圧縮が弱いのかなぁ。
次回へつづく!!
農機具を譲ってもらった
使わなくなったとのことでバインダーを格安で譲ってもらいました。
クボタのRJ55-D、2条刈りです。割と新しい上に使用感が少なくて状態がいいです。
販売はクボタですが製造元は三菱らしい。
イセキも中身は三菱だったような・・。メーカーそれぞれで得意分野があるんですね。
今年の稲刈りでも使った30~40年前の三菱製バインダーに付いている、レバー1本で前後進できる画期的な機構は受け継がれていました。
この機種のスゴイと思ったポイントが、動力の伝達にVベルトが一切使われていないところ。進化してますね。
来年に向けて点検整備しようと思います。
発動機運転会・・何を持っていこう?
今月8日に群馬県の道の駅中山盆地で行われる発動機運転会に参加する予定。
初めてなので分からないことだらけですが、とりあえず何を持っていくか考えてます。
今のところ有力なのが上のNT70C。
安定して動く、かつ自分の好きなディーゼルで運転会デビューしたいというのがあるので、石油発動機は持っていかないつもりです。
当日、晴れればいいなぁ。
長くなりましたが以上です。また次回!