パソコンを組み替えようと思い、「Huananzhi」という聞き慣れないメーカーのマザーボードをAliexpressで購入しました。
2週間ほどして届いたので動作確認をしたところ、とりあえず問題なく動いたのですがさすがは超マイナーメーカーだなと思ったのが起動時に表示されるロゴが上の画像のようにBIOSメーカーであるAmericanMegatrendsのものだったこと。
さすがにこれでは嫌なので、別の画像にできないか試してみました。
※マネされる際は自己責任でお願いします。
用意したもの
・ROMプログラマー(CH341A)+SOPクリップ
・BIOSファイル
・UEFITool 0.27.0
ROMチップを挟むテストクリップもAliexpressで購入。
BIOSのデータは今回はマザーボードから吸い出したものを使用しました。
また、UEFIToolというのはBIOSデータを改造するためのソフトウェアになります。最初、バージョン「NE alpha 58」というものをダウンロードして使ってみましたがこれではロゴ画像の入れ替えができませんでした。どうやら新しいバージョンでは画像入れ替え機能がサポートされていないようです。
BIOSデータの吸い出し・改造
今回のマザーボード「X99-TF」ではROMチップは画像の位置にありました。
チップセットのヒートシンクの陰になっているのでそれを外す必要があります。
クリップでROMチップを挟み、パソコンにCH341Aを接続。
CH341A Programmerで確認すると一発でROMを正しく認識しました。
クリップは認識がすごく悪いというレビューが多かっただけに意外でした。
このまま問題なく吸い出しも終わりました。
次は吸い出したデータの改造ですが、やり方はこちらのサイトを参考にさせていただきました。説明するととても長くなりますので丸投げします(笑)。
ーーー参考にさせていただいたサイトーーー
[GUIDE] How to create your own BIOS Splash Page with new custom Logo! : hackintosh
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入れ替える画像はgimp等を用いて上のようなものを制作しました。
大きさはもともと入っていた画像に合わせて568x151、ビットマップ(.bmp)にしています。元の画像は約42KBで用意した画像は251KBでしたが問題なく書き換えできました。BIOSデータ全体の大きさは16MBで変わっていなかったので画像用にある程度の領域が確保されているのかもしれません。
改造BIOSデータができたらクリップとROMプログラマーを用いて書込みを行います。
吸い出しのときと同じ要領でROMチップを挟み、CH341A Programmerで一度ROM内のデータを削除した後で書き込みます。
あとはCPUなどを取り付けて動作確認です。さて、どうなるか!?
心配でしたが、無事に書き換えたロゴが表示されました。
新品のマザーボードということもあってかなりひやひやしていましたが、よかったです(笑)。
これで気分よく使うことができるようになりました。
パソコンの組み立てはまた後日したいと思っています。
今日もご覧いただきありがとうございました。また次回!