Shioika Blog

PCやカメラ、写真、機械いじりについての記録。

3Dプリンターで刈払機の部品製作&シバウラトラクタの前輪ハブ分解

今日は刈払機のメンテナンスから。ロビンのNB411です。

大きな故障ではありませんが、作業がしずらいってことで部品交換になります。

 

ギアヘッドに付いている巻き付き防止のパーツが割れてます。

今付いているのは純正部品ではなく3Dプリンターで作ったもの。はっきりと覚えていませんが確か1年くらい前に替えたはずです。

積層した向きで割れていくんですね。過酷な作業なのでこれは仕方ないです。

 

パーツの交換は非常にカンタン。まずは刈刃を外します。

 

写真だと外してないですけど、真ん中の刃押さえ金具も取ったほうがいいです。

そしたら3本の六角穴付ボルトを外します。錆びてて渋いはずですが、そーっと緩めれば大丈夫です。たぶん。

 

新規製作品との比較。周りが完全にぶっ飛んでますね(笑)

 

今年になって光造形3Dプリンターも導入したので、そっちでも作ってみました。

左が光造形での製作品、右が積層式で作ったものです。光造形のほうは印刷可能サイズの関係上はみ出る分を削った別データを作ってそれを印刷してます。

こうして並べると光造形のキレイさが際立ちますね!

しかも印刷時間が桁違いで早いんですよ・・。積層式16時間に対して光造形は1時間で完成しました。驚異の速さです。

 

取り付け完了。サイズ感もなかなかいいのでは?

 

刈刃との隙間も確保できてます。

積層式で作ったものはだいたい1年で交換になりますが、光造形だとどれくらい持つか楽しみ!

使ってみて問題なさそうであればデータを公開するつもりです。忘れる可能性大ですけど・・(笑) もし公開されてなくて、データが欲しいって方は問い合わせフォームからご連絡ください。

 

そうそう、ついでに一度も替えてなかったスパークプラグを交換しておきました。

 

シバウラトラクターSD1400の前輪ハブ分解

部品注文のため、ガタガタになった右前輪のハブを分解します。

1時間くらい苦戦して錆びついたカバーを外すと、そこに広がっていたのは地獄のような光景でした・・。泥が大量に入り込んでいます。これは大変だっ!

 

幸いにもねじや軸にはダメージ無し。ついでに反対側も抜きました。

 

さらに分解するとこんな感じになりました。

開けてビックリ、普通のボールベアリングにオイルシールは8ミリと5ミリのダブル!

FORD1000は円錐ころ軸受に軸付きオイルシールだったのでなんだか新鮮。コレの方が古いのかもしれませんね。

 

入っていたベアリングはNACHIの6204と6005各1個。回りも悪く、ガタガタです。

 

オイルシールは薄いのが2つ。Arsの S 35 48 8 と SO 35 48 5 でした。

 

部品が分かったところで、早速モノタロウで注文しておきました。

水曜までには届くでしょうから、お盆休みに直せそうです。

 

今日はここまで。また次回!