Shioika Blog

PCやカメラ、写真、機械いじりについての記録。

数年放置の発電機修理 その2

修理依頼品の発電機を直していきます。今日は後半戦、エンジン始動を目指します。

天気が良く暑いですが頑張っていきましょー!

キャブレターを交換

内部が錆びで酷い状態なので交換します。中華製の互換品を用意しました。

側面にケイヒンみたいなマークがありますね。純正はミクニ製なのですが(笑)

→ホンダコピーの中華エンジンにも使われていました(その時の記事はこちら

 

チョークレバーは発電機用(ワイヤーで引くタイプ)で形状が違うので交換。

寸法は同じで問題なく付け替えできました。

 

オイル交換&その他パーツの交換

墨のように黒くなったエンジンオイルを交換しました。

このロビンエンジンEH17は650ml入るようです。ネットで取説が見つかったので良かったです。

 

コンセントが割れていたので新品に替えます。明光社の埋込コンセントME2816です。

アース端子を兼ねている取り付け金具は以前のものから移植しました。

このような汎用品が使えるのが嬉しいところですね。

 

部品が無くなって意味をなしていなかったエアクリーナー

バイク用?のエアフィルターを取り付けてみました。

ブローバイガスのホースが繋げるようにホースニップルを付けてあります。

これでキレイな空気が吸えるでしょう。

 

新品のキャブレターも取り付け完了。輝いてますね~!

 

分解の際の写真を参考に配線をして・・

 

新しいコンセントも取り付け。大きさもバッチリでした!

 

朽ちている燃料タンクのゴム(H型ラバー)も交換。単純なものですがイイ値段します・・。

4つすべてを交換しておきました。

 

点火プラグも新品へ交換。

 

ガソリンのフィルターを付けて部品の交換と追加は終わりです。

キャブレターのホースを挿す”口”が上向きになってしまったので、取り回しに苦労しました。

 

エンジン始動~!

燃料を入れてヒモを引くと、元気よくエンジン始動しました~!!

圧縮が無いのか!?ってくらい軽く引けてビックリ(笑) 自動デコンプでも付いているのでしょうか。

 

電圧は100V付近で安定しています。

スローダウン(回転を落とす機構)付きのものは初めて触りました。ちょっとした休みなどにONにすれば静かになるので重宝しそうです。

 

今日はここまでです。

とりあえずエンジン始動まで行ったので目標クリアですね。負荷をかけてみたり、連続運転のテストもしてからお返ししようと思います。

それではまた次回!

 

おまけ

かぼちゃを収穫しました。

デカい方が「ロロン」、細長いのが「ミニマロン」という品種です。

早速、煮つけにして食べましたが、とってもおいしかったです!

 

次の週末に稲刈りの予定です。すでに田んぼの水を切りました。

「水持ちが良い」をひっくり返せば「水はけが悪い」ということで、稲刈りの際に苦労することもしばしば・・。

あまりにぬかるむと、2輪のバインダーでは入ることができません。

その時の救世主が1輪のバインダーな訳ですが、不調なんですよね。去年は上手く縛らないことが多くて大変でした。

今年こそはスムーズに作業が進むことを祈ります。