調子が悪くなって放置していたデジカメを修理してみました。
リコーのR10です。発売が2008年なのでもう13年も前のモデルになります。
珍しい茶色とデザインが大好きで使っていましたが、突然不調に。
レンズの動きがおかしく、電源投入時に勝手にズームされてしまいます。
それなのにズーム位置の表示は広角端になっているため、そこからズームすると少ししか動かずにカメラが再起動してしまいます。
数年前にも修理にトライしましたが当時はお手上げ状態・・。今回、リベンジします!
レンズユニットを取り外して観察します。
ソフトウェア上でレンズ位置が正しく認識されていないようなので、その線で調べると変なところを見つけました。
上の写真のように、レンズを伸縮させるモーターの回転を測っているセンサーが浮いています。
このセンサーの固定が外れたことで、正しく測定できない状態だったと思われます。
動かないようにホットボンドで固定しておきました。
直りました!修理成功です!
上の写真は試し撮りした稲です。十分に綺麗ではないでしょうか。
久々に使って気づいたのですが、屋外で明るくても全然絞ってくれません。
オートで撮ると平気でF3.3、絞り開放にされてしまいます。
普段は風景はF9くらいで撮っているのですごく違和感を覚えました。
シャッタースピードを上げて手振れを少しでも抑えているのでしょうか?
「最小絞り固定」という機能があるので、屋外では使っていこうと思います。
今日はこんなところです。また次回!