4月から始めたトラクターの修理ですが、大きな問題を解決できたのでついに組み立てに入ります。ここまで分解したのは初めてなのでいい経験になりました。
まずはクランクプーリーのナットをインパクトレンチで締めこみます。山奥の畑には電気など来ていないので発電機を使います。
続いて燃料フィルターを交換。
ネットの海を探し回ってついに適合するものを見つけました。ユニオン産業のJF-716、モノタロウで440円でした。
ミラーシートで修理したミラーですが、反射がグニャグニャで使えたものではありません。
で、調べたらモノタロウでフツーに売ってたので買いました(笑) なんと500円。
ミラーレンズ(品番:L-001)という商品です。規格品なのかサイズはピッタリ!
いやぁ・・キレイな反射っすね・・。最初から買っておけばよかった。
ちなみにこのミラーはマフラーに付いてます。こんなの初めて見た・・斬新でいいかも。
噴射量を調整したい
噴射ポンプを分解したときに、コントロールスリーブの調整の初期値を確認しないままやってしまったのでそれぞれの噴射量が揃っていません。
まずはどれくらい違うのか?見てみようと思います。
専用の機器もあるようですが、当然そんなもの持ってません。
(画像はパキスタンの修理技師兄貴の動画より)
簡易的なものを作ってみることにしました。
用意したのはモノタロウで売ってる「RIA用テストチューブ ¥37/個」と透明なシール用紙で作った目盛りのラベル。
ラベルを貼るとこんな感じ。
なんか見覚えあると思ったら健康診断の〇検査の入れ物に似てますねコレ?まぁ使い方は無限大ってことで。
これの使い方はカンタン、インジェクションパイプの先っちょを突っ込んで針金で固定するだけ。このままセルを回して燃料を噴射させてどれくらい溜まるかを見ます。
1回目はこうなった。左の方が若干多いですね。
この後、ポンプ横のフタを開けてコントロールスリーブのところで調整しました。
3回くらい微調整して左右とも同じ量になりました!
少しの違いがどれほど影響してくるか知りませんが、揃っているのに越したことはないはず・・。
※1回目の画像と量が違うのはクランキング回数が違うからです。
ここで噴射量を減らしすぎて力が出なくなったので、後日もとに戻しました。
組み立てに入る
いよいよ組み立てに入ります。
昨日の記事にした燃料ポンプも取り付けました。掃除したエアクリーナーも付けてます。
ラジエーターファンを付けてファンベルトは新品に交換。
ウォーターポンプはガタつきもなくまだ使えそう。
油圧ポンプと配管を取り付けました。ピカピカになった部品を付けていくのは最高に気分がイイです(笑)
業者に修理してもらったラジエーターを取り付けました。綺麗に仕上げてもらって嬉しいです。
コレが今回の修理で一番お金がかかったところ。約45000円でした。
作業中に軽くぶつけてフィンを曲げてしまい、泣きそうになりました(笑)
ラジエーターホース(上)を取り付け。モノタロウで売ってる汎用ホースを使ってます。
続いて下側のラジエーターホースを付けたいのですが・・曲がりが急すぎて用意した汎用ホースだと接続できない!これは困りました。
近すぎて上手くつなげることができません。なんでこんな設計にしたのか・・ブチ切れそうになりながら格闘するもダメ。暗くなってきたのもあって諦めました。ここは古いホースを使おうと思います。
今日はこんなところで終わります。
このままいけば次の週末には動かせるようになりそうです。長い戦いでしたがこれでひと段落するかも。修理依頼もあるので計画的にやりたいですね。
それではまた次回!