トラクターの修理続きになります。今日は燃料ポンプ!
噴射ポンプのオイルに軽油が混ざる事件の犯人はコイツでした。散々悩まされて噴射ポンプまで分解したのに真因はコレというオチ・・。いい経験にはなりましたが、まぁ上手くいかないものですね。
分解してみました。大きなダイヤフラムは錆びで真っ赤!よくこんなので動いてたなって思います。
仕組みは単純、ダイヤフラムと一方向にしか開かない弁の組み合わせで吸い込み→送り出しをしているみたい。ねじの頭がナメていたので何度か分解されているみたいです。
これが動作の肝になるダイヤフラム。直径が65mmくらいあります。
黒い部分はゴムですが経年劣化でカチコチになってました。
部品がないか探したものの、ねじ穴が5つで直径が同じものがない!
調べていくとゴム部分だけを交換したという記事が見つかったのでマネします。
カシメで留まっているのでドリルで削って分解しました。
これでゴムとそれを挟む金具、軸に分けることができました。
軸の中央に穴をあけてタップを立てました。これで今後またダイヤフラムを交換することになっても大丈夫!できれば4mmのねじを使いたかったのですが軸が思いのほか細くて断念。
モノタロウのNBR布入りゴムシートを使って新しいダイヤフラムを作りました。
0.5mmくらいの薄いシートを三重にした方がいいという情報もありましたが、今回は1mmのシート1枚でいきます。
組み立てました。錆びていた金具は磨いてキレイにしてあります。
低頭のねじに大きめの平ワッシャーを入れて留めてみました。
組み立て完了!手で押すとボッボッと音がしていたのでしっかりと機能しているみたい。
これで燃料漏れが止まることを祈ります。明日、組み付け予定。
雨予報だったので1日中家にいたのですが、結局は夕方までまともに降らず。なんだか損した気分です。
明日こそはもっと修理を進めたい!休みはあっという間終わってしまいますからね。
それではまた次回!