Shioika Blog

PCやカメラ、写真、機械いじりについての記録。

小さなブラウン管テレビの修理に挑戦!<前編>

物欲に負けて、また変なものを買ってしまいました。

今回はその修理にチャレンジしたので、その記録です。

 

 

ブラウン管テレビを買った

先日、Youtudeにて「電子の技術ーテレビジョン」という記録映画(?)を見ました。

ナショナル(現パナソニック)のテレビの生産、開発に関する内容です。

1961年の製作ということなので、もう60年くらい前ですね。

こうした昔の映画は好きでよく見ます。

この映画の中に登場するブラウン管テレビ、これを見た瞬間に

 

「あっ、これ欲しい」

 

という突然の物欲が(笑)。

古い、レトロなものも大好きなんです。

私が子供のころ、具体的に言うと地デジ放送に切り替わってから2~3年後くらいまではブラウン管テレビにチューナーを付けて使っていました。

液晶テレビを初めて見たときの感動は今でも忘れません(笑)。

 

そんなこんなで、ブラウン管テレビが欲しくなった主。

ヤフオクで検索していると、面白いものを発見。その日のうちにポチりました。

それがこちら↓

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ちっちゃいテレビ

ビクター製、CX-64という型番のブラウン管テレビです。

こんなに小さいものがあったんですね。

画面サイズは縦80mmx横100mmくらいしかありません。

映像が映ることは確認済みだが、接触不良のような症状があるとのことでした。

この子には、赤・白・黄のコンポジット用入力端子があります。

DVDプレーヤーをつなげて動作確認しましたが、映像が乱れます。

ただ、ちょっと衝撃を与えると直ることも。叩けば直るってやつですね(笑)。

 

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原因は?

調べてみると画面が乱れる原因は、はんだのクラック(割れ)が多いみたい。

本体下部をコンコンと叩くと直るため、その付近の基板を疑って分解しました。

分解方法は未知のため、勘を頼りに分解しました。

 

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分解中

部品がぎっしり詰まっています。これは分解が大変だ。

1時間くらい格闘して、なんとか基板を取りはずすことに成功。

はんだ面を見てみると・・・

 

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クラック①

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クラック②

はんだのクラックを2か所発見。

はっきりと分かるくらいのクラックでよかったです。

早速、はんだを付け直します。

作業後の画像は・・・ないのね。撮り忘れ。

これ以外のはんだクラックは確認できなかったので、組みなおします。

と、その前に底面の外装パーツをきれいにしておきました。

 

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掃除前

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掃除後

 

その後、本体を組み立てなおしました。

 

修理できたと思ったら・・・

電源を入れてみると、びっくり。とてもきれいに映りました。

これで修理完了! と思っていましたが・・・

本体の角に手が当たった瞬間、画面がまた乱れてしまいました。

つまり、直っていないということです(´・ω・`)。

この日は気力が尽きてしまったので、ここまででおしまい。

 

次回へつづく・・・