先日、ハードオフで購入してきた液晶モニターを修理してみました。
過去にもモニター修理に挑戦しましたがここまで2連敗です(笑)。
今回こそはと思い、いつも以上に頑張ってみました。
長くなりそうなので分解編と修理編に分けて書いてみます。
ーーー目次ーーー
①iiyama ProLite E2407HDS
私にとって初のiiyama製モニターとなったこいつはE2407HDSというモデルです。
ジャンク品1100円で、値札には「電源入りますが画面映りません」との記載が。
店内の動作確認コーナーで確認すると、確かに電源は入ることが分かりました。
しばらく放置すると電源LEDが勝手に消えてすぐにまた点くという挙動をしますが、どこかで見覚えがある症状だったので思い切って購入しました。
結論から言うと、定番の電源回路のコンデンサ不良でした。
基板を取り出すために分解していきます。
まずは裏面の画像の部分のネジ4本を外して台座を取ります。
続いてその上の2本のネジを外します。
外装のネジはこれだけで、あとはツメで固定されています。
この機種はツメの位置に若干の隙間が空いているのでとても分かりやすく、また外しやすかったです。
裏面のパネルを外すと、基板の入ったユニットが見えてきます。
これを外すために画像の位置にあるケーブルをそれぞれ取っていきます。
右下のケーブルはテープ止めされているのでそれも外します。
画像右の基板が電源基板で、これを外します。
止めているネジは5か所だったかな・・?
外した基板を裏返すと、今回の故障原因であるコンデンサが見えてきます。
画像のように上が膨らんで、電解液も漏れてしまっています。
Elite製の16V 1500μFの電解コンデンサでした。
これだけ交換すればいいのですが、このモニターの発売から今年で12年となるのですべてのコンデンサを交換することにしました。
②LG FLATRON Wide L204WT
続いて、こちらはLG製L204WTというモデルです。
同じくジャンク品550円で、「電源入りません」とのこと。
結果としてこれも電源回路のコンデンサ不良が原因でした。
この機種は外側から外せるネジがなく、すべてツメでの固定になっています。
どこか一か所決めてマイナスドライバなどを突っ込んでこじ開けていきます。
一周ツメを外すと前面のパネルが先に取れる面白い仕様でした。
前面のパネルを外したあと、そっと裏返して裏面のパネルを取ります。
このとき、スイッチ基板につながるケーブルがあるので要注意です。
その他、液晶のフラットケーブルと右の鉄板を外した下にあるバックライト?の配線をそれぞれ抜きます。ケーブルはそれだけ。
ここまでやったら基板のついているユニットを裏返します。
膨らみかけ(単位は入力ミスです 正:μF)
この機種の型番で検索すると、同じような分解・修理のブログ記事などがたくさんヒットします。私が見たサイトでも同じコンデンサが膨らんでいて、その交換をされていました。
SAMXONというメーカーのコンデンサです。16V耐圧の1000μF。
こちらは1枚目のiiyamaモニターよりもさらに古く、すでに発売から15年近くなるので膨らんでいたものを含めてすべてのコンデンサを交換します。
分解編は以上となります。
もしよろしければ修理編もご覧ください。
ここまでご覧いただきありがとうございました!
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