昨日、あと一歩のところでダメだったトラクタ修理の続きです。
ついにエンジン始動までたどり着くことができましたよ!!
バッテリーの準備
バッテリーは昨日の夜から10時間くらい充電しました。
この充電器は使い方がイマイチ分かっていません(笑)
時間が経つにつれて徐々に電流が流れなくなるのでそれを目安に外してテスターで電圧を測り、だいたい13VくらいでOKと見ています(合ってるのかなぁ・・)
噴射ノズルの取り外しと掃除
昨日動かしたときに、かかりたいけどかかりきれない感じ(伝わります?)のように思えたので燃料系を点検してみます。
そういう訳でパイプを外したらなんとその下のネジが緩んでました(汗)
燃料ポンプに繋がる部分ですね。ここは触ってないんだけどなぁ・・。
そんなこんなで無事にパイプが外れました。
でもね、片方の燃料がやけに茶色く濁っているんですよね・・。
パイプを外した時にどこかの汚れが落ちて入ったとかならいいのですが、そうじゃないなら内部が心配になりますね。
この噴射ノズルはねじ込み式になっているので、26mmのスパナで回して外すことができました。
片方は簡単に緩みましたがもう一方が固くて大変!この原因は後で分かります。
なかなか緩まなかったほうを見るとカーボンがこびりついていました。
オレンジっぽく見えるのは本来はノズルと一緒に外れるはずの銅製?のパッキンです。
このように内部にカーボンが堆積して固まったことでねじが固かったのでしょう。
こびりついたカーボンは取れる範囲で削り落としました。
奥の方は狭くて断念しましたが、かなり綺麗になったと思います。
噴射ノズルのほうもカーボンが付着していたのでワイヤーブラシでゴシゴシ・・。
頑固な汚れにはカインズで売ってるBOLLのキャブレタークリーナーがおすすめです。
泡で出てくるので吹いてしばらく放置しておけば汚れが浮いてきます。
鼻をつく独特なニオイがありますが我慢・・(笑)
エアークリーナーを外したので分解&清掃です。
ゴムパッキンが割れていたので新調。エレメントはエアーで吹いたら土ぼこりがブワーっと出て服が茶色に(笑)
エンジン始動!!!(動画は音量に注意してください)
やりました!!元気に一発始動です!!
昨日、何度も繰り返しセルを回してもダメだったのが嘘のように思えますね。
分かりにくいですが予熱をすると、うっすらとニクロム線が赤くなるのが確認できました。
この後少し乗ってみましたが快調そのもの!完全に復活したと言っていいでしょう。
で、結局のところ原因は何かという話ですが、これは様々あると思います。
・グロープラグがダメで予熱が効かなかった
・ポンプ部分のネジ緩みで空気が混入した
・噴射ノズルとその周辺にカーボンが溜まり、良い霧にならなかった?
・エア抜き不十分
これらが合わさってエンジン始動不可になったと予想しています。
なかなか難しい修理でしたが、たくさん経験値をゲットできたと思います。今後の修理に活かせそう!
今日はこんなところで終わります。
なにより、動くようになったのが嬉しかったですね~!!
これで夜もぐっすり眠れます(笑)
明日は電装系をちょこっといじろうと思います。
それではまた次回!
おまけ①
ここからはおまけです。
コードリールの先端から30センチくらいが断線?か何かあったようで、細いコードで補修されているのを見つけました。
このプラグとコードだと6アンペアしか流せず、本来の性能を発揮できない&危険なので15アンペア対応のプラグへ交換しました。
これでより安全に使えると思います!
おまけ②
作業終わりに手を洗おうとしたら石鹸が凍っていました(笑)
今朝はマイナス15℃まで冷え込んだので仕方ないのでしょうけど、こんなこともあるのか!と驚かされました。
発動機の水の抜き忘れにも気を付けないとですね。