物欲に負けてまた古い機械を買ってしまいました。
今回は背負い式のヘッジトリマー(木の剪定等をするもの)になります。
怪しいところ満載ですが復活するでしょうか。
型番が分からない
残念ながらシールが劣化?していて型番が分かりません。
最初のKまでしか読めませんね・・。
見た目からして相当古いのだけは確かです(笑)。
こういうのは厄介
上は分解中の画像ですが、ネジ穴がナメているのが分かりますでしょうか。
燃料ホースがやけに新しいところなど商品ページの画像で薄々気づいてはいましたが、やはりすでに人の手が入っていますね。分解歴あり。
バラした跡があるのに動かないってことは結局直せなかったということで・・。
ヘンにいじられてることもあるので、たとえ一回でも他人の手が入ったものは一筋縄ではいかないことが多い印象です。
壊れた時、そのままの状態が一番です。
点火しないのでまずはここから解決!
エンジンが動くためには・・・
①いい火(点火すること)
②いい圧縮(適正な圧縮があること)
③いい燃料(良質な燃料があり、送られること)
以上3点が非常に大事ですが、この機械は①がダメ。
まったく点火する気配がないのでまずはこれを直します。
フライホイールを外すと上のようにコイル等が見えますが
右上のコンデンサのはんだ付けがなんだか怪しい・・?
写真では分かりづらいですが、付け直した感がすごいです。
一旦保留として他も見てみます。
点火コイルは以下の抵抗値を測ることで正常かどうか、簡易テストできるらしいので試してみました。
プラグコード・ストップスイッチ間 => 5~13kΩならOK(二次コイル)
コイル鉄心・ストップスイッチ間 => 1~2ΩならOK(一次コイル)
4.59kΩと若干低いですが、他の実動のエンジンのコイルを測ってもほぼ同じ値だったので正常と判断しました。
ポイントはきれいなので犯人はコンデンサでしょうか・・?
コンデンサを外して容量を測ると約900nFもあります。
調べると200~400nFが普通のようなので明らかにおかしな値です。
故障していると判断して、アマゾンで発注しました。
到着したので交換しました。
若干背が高いですがなんとか収まりました。
↓その時の記事もよろしければご覧ください。↓
これで点火が復活しました!
こんなこともあるのですね。
コンデンサの不良は初めてだったのでなんだかビックリ。
いい経験になりました。
きれいに汚れ落とし!
キャブレターも分解して掃除しました。
と言っても中はとてもきれい。
調整ネジが1本もない超シンプルなキャブレターです。
フレームと分離して掃除し、かなりきれいになりました。
今日は半日出かけていたので作業はここまで。
明日はついにエンジン始動を目指します!
それではまた明日!