Shioika Blog

PCやカメラ、写真、機械いじりについての記録。

23円の中華激安CPUグリスの性能比較をしたかった

最近は畑仕事ばかりだったので、今日は一休み。

アリエクスプレスで購入した2種類のCPUグリスの比較をしてみました。

※素人の行ったこと、ということをご理解ください

比較に使うのは、この2つです。

 

HY510 熱伝導率1.93W/m-k 購入時23円/1本(送料別)

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HY710 熱伝導率3.17W/m-k 購入時187円/1個(送料別)

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Halnziyeという会社の製品です。

はるんざいや?はるんじえ?なんと読むんだろう・・・

 

熱伝導率は HY510 < HY710 といった感じ。

 

普段ジャンクパソコンばかりいじるので、大容量なのが嬉しい。

今見たらHY510のほうの送料が約3500円とバカ高いですが、購入時は100円くらいだったと思います。

 

CPUクーラーはIntelのリテールクーラー(アルミ芯)と中華のデカいやつを使います。

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リテールクーラー

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中華なクーラー

その他測定環境は以下の通りになります。

・CPU:Intel XEON X3430 2.4Ghz 4C/4T TDP95W

マザーボード:フロンティアOEM H55チップセット搭載品

・RAM:4GB ストレージ:120GB

GPUNVIDIA quadro FX1800

・電源:ACBEL 380W

・室温:約18℃(測定開始時)

 

グリスはクーラー側に薄く塗っています。

Core Tempというソフトで、cinebench R15を1回走らせた後の温度を測定しました。

あれ?これだとクーラーの性能比較になってしまうんじゃ・・・(フラグ)

 

それでは、結果を見ていきましょう。(拡大してご覧ください)

それぞれのグリスを使用した場合の同じ色どうしを見比べてください。

リテールクーラーの場合は最低・最高温度共にHY710を塗ったときの方が低くなりました。

一方、中華クーラーの場合は最高温度がHY710の方が高くなりました。ナンデ?

これは誤差と見ていいのかなぁ・・・?

今思えば、複数回測定していればよかったかもしれませんね。

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実験結果

 と、いうことでなんとも曖昧な結果になってしまいました。

よく考えてみればグリスの「量」や塗る「厚さ」がバラバラだったような・・・

もっと正確に行えば違いが出るのかもしれません。

グダグダになってしまいましたが、最後にこのグリスの良い点・悪い点について書いてみます。

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↑厚紙に塗ってみました。

まず良い点1つ目は、柔らかくて塗りやすいことです。

どちらもスーっとのびてくれるので、薄く広く塗るのも容易にできます。

良い点2つ目は、大容量で安いことです。

現在、HY510は30gで130円前後、710は20gで170円前後で購入できます。

頻繁にクーラーを取り外す方やジャンカーの方におすすめです。

 

次に、私が思う悪い点について。(これはHY710についてです

なにより、拭き取りにくいことです。

HY510はいかにもクリームみたいな感じですが、710はザラザラしています。

710はシルバーグリスにあたるのでしょうか?

そんな感じなので、ティッシュで拭いても小さな粒子?みたいなものが残る感じがします。

また、手に付着した際になかなか落ちません(笑)。

パーツクリーナーでないと落とせないかも。水ではダメです。

 

今回はCPUクーラーの性能比較をしてみました(違

最高にグダグダになってしまいましたが、自分としてはとても楽しかったです。

最後まで見てくれた方、本当にありがとうございます。

以上で終わります。また明日!