昨日、鉄くず屋から買ってきた農業用カッターを修理していきます
改めて見ても外装はとってもキレイ。ただね、じっくり観察するとネジが付いていなかったり部品が曲がっていたり・・あれ?大丈夫か?
とりあえず洗車しました
元からキレイなので見た目の変化は無し!!
カバー類も取り外して洗浄します
内側の錆びが気になって塗装も考えたのですが、ワラが擦れるところなのですぐ元通りになる未来が見えて止めました(笑)
手間をかけすぎて修理代が上がっても悪いので、ほどほどにしておきます
カバーを外してみると、あれ?ベルトの平行が出ていない・・?
このままでも動くはずですけど、見つけてしまったからには直しましょう!
エンジンを固定しているボルト4本を緩めて、位置調整します
冷静に考えて新品時から曲がっているわけがないので、前の持ち主がエンジン載せ替えてますねコレは。
よし!これでまっすぐになりました!
一番厄介だったのがベルトの調整
もう一度エンジン位置を動かしたりして、1時間くらい格闘。クラッチ切の位置でいかにしてベルトを滑らせるかが難しいんですよね・・
続いて、後輪の動きが悪いので分解
引っこ抜いて洗浄しグリスアップして終了。クルクル回るようになりました♪
エンジンはクボタGH200
割と収まりが良いので載せ替え感も少ないわけですが、よく見ると気になる点がチラホラ・・
カッターに載るエンジンってワラ屑を吸い込まないように、リコイルスターターに網のカバーが付いているものも多いです。あとはエアクリーナー、オイルバス式のものが使われることもありますがこれはただのスポンジ。
ノーマルの汎用エンジンって感じでしょうか。
カバーを開けてみると案の定、ワラが詰まっていました(泣)
このままだと風が通らずにオーバーヒート、最悪の場合は火災になるでしょう。
ゴミを取り除いてコイルが見えるようになりました!
エアクリーナーはこの有り様
譲渡先のおっちゃんが使用後に分解して掃除までしてくれればいいんですけど、機械のお手入れに関しては期待できない人なので(小声)
少しでも故障のリスクが減るよう、ちょっと改造しましょうかね・・
次回はエンジン周りを見ていきます。それでは!