先日、今シーズン初めてうっすらと雪が積もりましたが今日は一転、暖かい一日でした。
しばらくぶりですが、耕運機の修理続きをやっていきます。
本題の前に、前々回の修理記事で取り上げた点火プラグについてです。
クボタのサイトで取扱説明書をダウンロードすることができたので確認してみると、付いていたプラグ(デンソー製「W14FP-UL-10」)は正しい物だったようです。
上の表の左側になるので、NGKならBP4HS-10が適合ですね。
今回の修理に合わせてプラグは交換したいので資料が見つかってよかったです。
では本題へ。今回はエンジンの状態を確認していきます。
まずは点火の確認をするためにカバーを外しました。
内部はネズミ?か何かが運んだのか、枯れ草がたくさん入っていました。
早速点火を確認しましたが、残念ながら点火せず・・・。
フライホイールの内側と点火コイルを磨いてみましたが火が飛ぶ気配がありません。
昔、同じように火が飛ばず色々と試行錯誤したのに結局はプラグの故障だったという悲しい経験をしたので、一応新品のプラグで試すもダメ。
さて、どうしたものか・・・。
現在修理中のこの耕運機と全く同じものがもう一台あるので、それから部品を借りてきました。
一応、エンジンが掛かることを確認してから外してきたので壊れてはいないはずです。
偶然同じモノがあったのでとても役立ちました。よかった!
結論を言うと、上の写真の3つの部品のうちの1つを交換したら点火するようになりました。さて、どれを交換したでしょうか?答えはこのあとすぐ!(笑)
答えはこの↑部品でした。
これはイグナイターでしょうか?交換した経験がないのでイマイチ分かりません。
点火コイルからとストップスイッチからの配線が接続されていました。
イグナイターの交換後、火花が元気よく飛ぶようになりました。
もともと付いていたプラグも生きていたようです。
Googleで検索では部品(イグナイター)を見つけることができなかったので、修理屋さんやクボタの営業所に問い合わせてみようと思います。
壊れている方のイグナイターを分解してみました。
ただ、この部品は基板が多量の樹脂で固められているので分解というより掘り出すような感じです(笑)。
樹脂に阻まれ、写真の状態までやって諦めましたが基板には電解コンデンサーや抵抗、ダイオード、FETかトランジスタのような部品が複数実装されていました。
樹脂がなければ修理できたかもしれませんが・・・。
今回はここまでとなります。
故障していた部品が手に入ればいいのですが、もし無ければヤフオクに中古で出品されているものを流用できないか試してみる予定です。
今回もご覧いただきありがとうございました。また次回!