1日だけの休日、午後から雨予報だったので急いで修理をやってきました。
ある程度使えるようになったので田んぼにも行ってきましたよ。
ブレーキを修理する
右のブレーキが踏んだら戻ってこないので分解しました。
車と違って、ブレーキが左右独立しています。片方のタイヤを止めて小回りできるんです。
内部は錆がひどい。これほどとは思わなかったので驚きです。
ハンマーで叩きまくって、ここまで分解できました。
ありとあらゆるところが錆びで固着しています。
ここの軸が錆びてほとんど動かない状態でした。
抜くのも一苦労・・こちらも叩いて取り出し、錆を落とします。
今回の最難関はコチラ! ブレーキシューですね。
上に写っている軸が錆びでガチガチに固まって動かない・・。壊れるかもと心配になるほど叩いてなんとか分解に成功しました。
ライニングが剥がれかけなのは見なかったことにしてください(笑)
軸と金属同士が擦れる部分、バネ掛け部分にグリスを塗って組み立てました。
ついでにO(オー)リングも交換。これでスムーズに動くようになりました。
早速、本体に取り付けました。
液体パッキンを塗りましたがこれは失敗でした。明らかに隙間があるように見えるので、ガスケットシートを切り出して作ろうと思います。
動きがとても良くなりました~! 手を離すとすぐ戻ってくるでしょ?
ちょっと走ってブレーキの効きも確認・・OK!
これで安心して公道を走れます。
エンジンとロータリーのオイル交換
墨汁レベルで真っ黒なエンジンオイルを交換しました。
ヘタすれば数十年替えていないのでは・・?
古すぎて情報が無いのでゲージを見ながら少しずつオイルを入れました。
だいたい4リットルくらい入ったと思います。
ついでにオイルフィルターも交換。ユニオン産業のJO-365を付けました。
使用時間の記録のためにメーターを撮影しました。1214時間ちょうどですね。
40年くらい前のものなので、単純計算で1年あたり約30時間ですか。前の持ち主さんは何枚も田んぼを作っていたからか、そこそこ使っているなぁという印象です。
続いて、ロータリーのオイルも交換します。ニプロのSB-1600、これまた古いです。
出てきたオイルは茶色・・オイルシールがダメになっているか?と思いましたが土らしいものは出ませんでした。まだ軽傷なのかな。
シールの交換をしたいところですが、部品が無いと言われて終わりそうな予感がします(笑)
ギアボックスの中には大量の水が! 上の写真で透明な部分は水です。
ギアオイルを検油棒の目盛り上限まで入れておきました。
これでほぼ全ての箇所のオイル交換が終わりました。
田んぼへ行こう
雨が降りそうでドキドキしながら田んぼへやってきました。実際に耕してみます。
写真のようにバッチリ作業できました~!
アクセルの感覚とか、まだ慣れない部分もありますが動作は良さそう。
で、気づいてしまったのですが、ロータリーの軸(爪が付いていて回るところ)が曲がってます・・。残念ですが寿命が近そうです。
簡易テストなので1周して終わり。小屋へ戻ります。
道では一番早いギアに入れて走りますが、我が家のもう一台のトラクターと比べてスピードはあまり出ないですね。メーター読みで10~12km/hくらいでした。
アクセルペダルが無く、手元のレバーで調整なのでちょっと不便かな。
帰り道の途中で雨が降り出しました。
今日はここまでです。
とりあえずは使える状態になって良かった~!ってのが一番ですね。次の休みに残りの箇所を修理して、まともに使えるようにしたいと考えています。
話は変わりますが、先日の誕生日で二十歳になりました~!ついに二十代突入です。だからといって特に変わる部分はなく、今まで通りボチボチやっていこうと思います。
気持ちは十代でいきますよ!(笑)
それではまた次回!