車のシガーソケットに挿すUSB充電器が壊れたので分解です。
ドライブレコーダーとして使っているアクションカムへの給電に使っていました。
数日前にポンッと音を立てて以来、カメラが動かない、勝手に再起動する症状が出て異変に気付きました。
安物のカーナビに付いてきたおまけで製造元不明の怪しいヤツです。
基板上のコンデンサが爆破してました(笑)
容量が220μF、耐圧10Vです。
何とも簡素な作りの基板・・・夏休みの工作で作れそう。
恐る恐るDC電源を繋いでスイッチONすると、12V出てる・・?
この充電器の出力は5Vのはず。急速充電非対応なので5Vじゃないとおかしい。
これ、コンデンサを交換しても変わりませんでした。
基板上の唯一のIC、LC51。これで5Vを作っているようです。
外して単体で電圧をかけてもダメだった(5V出力端子から12V出ていた)のでこのICの故障だと思います。完全に入力=出力になってますね。
↓こちらのブログ様で詳しく解説されていました。ヤバいICみたいですよ・・?
USBシガー充電器 その1 ~表示に誤り、2.1Aもってのほか、せいぜい数100mA程度
ところで、なぜコンデンサが破裂したか?
これは耐圧10VのところにIC故障で12Vが加わったからでしょう。
今回はこれで故障に気付けましたが、使い続けていたら火を噴いたかもしれません。
故障した今の状態で5Vしか対応していない機器を繋ぐとおそらく壊れます。
冷静になって考えると恐ろしいですよねコレ!?
もう安物は買いません。皆様もお気を付けてくださいな。
今日はここまで。また次回!