マキタの互換バッテリーの自作キットを買ってみました。
バッテリーセル無し、外側だけの商品です。
たくさんあるのですが今回選んだのは薄型、セルが5本のタイプです。他にはセルが2列、3列入るデカいタイプもありますよ。
使うセルに注意
はっきり言って薄型バッテリーの自作キットはコスパ悪いです。もう数百円出せば互換バッテリーが買えてしまいます。
また、セルが1列になるので充放電性能の高いバッテリーセルを使う必要があります。上の画像のように10アンペア流す場合、2並列なら5アンペア流せるセルで良いものの、1列だと1本で10アンペア流せなきゃダメなわけですね。
使ったセルは電動自転車のバッテリーから取り出したLGのLGEBMJ11865。容量3500mAh、最大10アンペアの放電ができます。
バッテリーの内部抵抗を測定して、値がなるべく近いものを5本選んで使いました。
だいたい10~40オームで、電圧が明らかに低かった4本は150オーム前後とかなりの差がありました。
気になる保護回路は?
互換バッテリーで気になるのが保護基板。セルの個別での電圧監視が大事ですが、まともな回路になっているのか簡単に調べてみました。
互換バッテリーの闇についてはこちら↓
基板上のICのほとんどが印字が消されていて詳細が分かりません。
唯一分かったのが「BM3051-KBA-M8A」という過充電保護ICです。
テスターを当てると、すべてのバッテリーが接続されるランドとICが接続されているのが確認できました。
組み立てます
タブをスポット溶接、基板にはんだ付けしてケースに入れれば完成です!
ラベルは作りました。オリジナルってことで「OR」という世界で一つだけの型番を付けてみました(笑)
ちなみに、各セルの容量は測定済みでリアルに3000mAh以上あります。薄型としては大容量ではないでしょうか!?
今日はここまでです。
実際に作業したのは数日前なのですが、ネタが溜まってきたので消化のために記事にしてみました。
今週末は農作業の予定がたくさん!頑張るぞ~!
それではまた次回!