今日は雨なので家で遊んでました。
先日ちらっと紹介したソニーのデジカメ、デジタルマビカの修理です。
ヤフオクで動作未確認品を買いましたがちょっと難ありの個体でした。
スペックなど紹介!
このカメラを知らない方に簡単に紹介します。
デジタルマビカというソニーが発売していたカメラシリーズの一台になります。
初代の発売が1997年で、このFD81は翌年の1998年の発売。
当時のデジカメは内蔵のメモリに記録するものが主流で、記憶媒体を取り出せない・内蔵メモリ以上に記録できないという問題がありました。
そこで、当時は身近な存在であったフロッピーディスクにたくさん記録できるものを、と開発されたらしいです。
スペック詳細
・有効画素数:80万画素 CCD
・37~111mm相当(35mm換算) 3倍ズームレンズ搭載
・最短撮影距離:1cm
・解像度 静止画:640x480(VGA) / 1024x768(XGA)
動画:160x112 / 320x240
・記録メディア:3.5インチフロッピーディスク
・バッテリー:NP-F550
さらに詳しくはこちらをご参照ください。
撮れるけど真っ白・・?
こちらが実際に撮影した画像なのですが・・・
なんとなく写っているものは分かりますが、全体的に霞んだようになっています。
外で撮っても室内でも特に変わらず真っ白・・。
レンズを覗くと原因が分かりました。くもっているレンズがあります。
このままでは悲しいので分解・清掃に挑戦しました!
分解~清掃・再組み立てまで
こういう記事を書くとき、どうも長文になりがちなので今回は画像を一気に並べます。
説明はちょろっとするだけなので、ココが知りたい!という方はぜひコメントをお寄せください(笑)。
組み立てまで以上のような感じになります。
レンズの汚れは残念ながら全ては取れませんでした(泣)。
なんというか、2枚貼り合わせてあるレンズの内側?も汚れているようで、そこがどうにも掃除できません。
でも掃除前と比べればかなりキレイになったと思います。
動作テスト・作例の紹介
それでは動作テストです。
無事に電源が入り、立ち上がってきました。
コイン電池を替えたのでバッテリーを抜いても日付が保持されます。
ちなみに、「InfoLithium」というのはバッテリーの残量表示が%でなく分単位で出ることのようです。
作例
だいぶ透き通った写りになりました。修理成功ですね!
さいごに
今回は無事に修理できて本当に良かったです!
修理前と比べてクリアな写りになりましたね。
若干残った汚れは思ったほど影響がないようでした。
上に載せたものを含めて35枚ほど撮影したところ、なんとフロッピー5枚分になりました(笑)。
最高画質で撮るとフロッピー1枚で7枚くらいしか記録できません。
でもそれがたまらなく楽しく感じました。
撮るごとにガーガーとフロッピーに書き込む音が聞けるのもイイ。
ほんとうに使っていて楽しいカメラです。
大変長くなりましたが今日は以上で終わりです。
久々に心から良い、楽しいと思えるモノをゲットしました。
このカメラはこれから先も大切に使っていこうと思います。
ご覧頂きありがとうございました!また次回!