ハーベスター(脱穀機)という農機具があるのですが、それを改造したと思われる運搬車を入手しました。
ワイヤーが固着していたりと重症ですが修理に挑戦しようと思います。
エンジン載せ替え準備
クローラーなので手で押しても簡単には動きません。
そこで、動くエンジンに一度載せ替えて作業場所まで移動させることにしました。
載せ替えるエンジンはこちら↑のレトロなクボタエンジン、LG170-2型です。
中古で購入してから一度もオイル交換をしていなかったので、ついでに行います。
入っていたオイルは真っ黒くろすけですね(笑)。
いつものカストロールの10W-30に交換です。
分解とエンジン取り外し
エンジンを外すために、まわりのカバーを外していきます。
幸いにもネジには錆びつき等は無く、簡単に外せました。
一番厄介だったのがワイヤー等の固着でした。
主クラッチ、ギアの切り替えという超大事なところが全滅という(笑)。
どちらも5-5-6を吹きかけながらハンマーでたたくと復活しました。
動きはまだちょっと渋いですが使っていくうちに良くなる、はずです。
エンジンを外すためにプーリーを抜きました。
こちらも錆は少なく、簡単に取れました。
この後、エンジンを固定している4本のネジを外してエンジンを降ろします。
仮のエンジンを載せてみましたが、ぴったり!
ネジ位置も同じ、プーリーも変えずにそのままで大丈夫でした。
こちらのほうが小さいエンジンなのでスペースには若干の余裕がありますね。
少し回してみましたがベルトもちょうど良さそうです。
クラッチも効くようになったので動かしてみるとバッチリ動きました!
前進2段、後進1段のギアもすべて問題なく使えました。
付いていたエンジンはヤンマーGE70型、7馬力もあって大きいです。
エアクリーナーエレメントの劣化、リコイルの戻りが悪いなどありますが状態はあまり悪くないと思います。
長くなってしまいましたが、今日は以上となります。
次回は外したエンジンを復活させたいと思います!
それでは、また次回!