100均で売っていたものを使って機器の分解をする際に使う工具を作ってみました。
具体的にはコネクターを挟んで抜くためのものと、外装とかのツメをはずすためのヘラ?みたいなものの二つになります。
無いなら作ってしまえ!と久しぶりにやる気が出たので頑張ってみました。
元にしたのがこちらの二つの道具です。
どちらもあまり馴染みのないというか、初めて見るものでした。
まさか曲げたり切ったりされるとは思っていないでしょうね(道具の気持ち的に)。
①コネクタ抜き
実際に製品として販売されているものがコチラ↑。
先端が内側に90°曲がっていて、コネクタに引っ掛けるようにして使います。
これを参考に、そして目標にして加工していきます。
「ステンレス骨抜き」のほうを加工します。
まずは万力で挟んで先端の曲がった部分をまっすぐにしました。
曲がっているままだと、この後の加工が大変です。
続いてグラインダーを使って先端から10ミリくらいまでを切断。
ついでに切断面はなるべく平らにしました。
ちなみに切る長さは適当です(笑)。
こんどは先端から5ミリくらいのところを万力で挟み、金づち等を使って画像のように内側へ90°曲げました。
だんだんと完成が見えてきました。
先端は細くしたかったので画像の赤枠部分を切断して斜めにしました。
あとは削って鋭くなったところをやすりがけして完成!
まっすぐに伸ばして切って、削って終わり。15分くらいでできました。
かなり目標に近づけられたと思います。
②分解用ヘラ
二つ目は分解用のヘラです。
ツメで固定されている機器の分解で使います。
コチラは先の部分が尖りすぎていて危険だったので若干研磨しました。
これで完成。簡単ですね。
実際に使ってみる
まずコネクタ抜きですが、想像以上にがっちりとつかむことができました。
手でやろうとするとなかなか取れないんですよね・・。
これなら楽に外せて、ケーブルを傷める心配も少なくなりそうです。
続いてヘラのほうです。
ちょうどいいものがなかったのですでに分解済みのモニターを再度組み立て、もう一度分解を試してみましたがこちらも十分に使えそうです。
薄いので隙間にスーッと入っていきました。
今日はこんな感じで工具を作ってみました。
専用の工具って意外にいいお値段するので安くできて良かったです!
これで分解・修理がはかどりそうです。
ここまでご覧いただきありがとうございました。また次回!