畑の隅で眠っていた耕運機を譲ってもらいました。
冬の間は休日は暇なので、いい暇つぶしになりそうです(笑)。
ビニールのみで屋外で放置状態だったらしいのでサビサビです。
簡単に状態を確認してみます。
肝心のエンジンは残念ながらスタータロープが引けませんでした・・。
野ざらしだったので錆びついているのかもしれませんね。
その他の故障として高速側のギアが入りにくいことが分かりました。
ミッションの故障ではなく、チェンジレバーの”ツメ”が引っかかっていないようでした。
そこら中のネジが錆びているので、交換しようと思いネジを買ってきました。
一つ一つはそこまで高くはないですが、まとめて買うと結構しますね(笑)。
分解します
まずはロープが引けない問題の原因を探ります。
焼き付きかな、とも思っていましたがリコイルを外すとあっさり原因判明。
ロープが40cmくらいしかなく、しかも外れていました Σ(・ω・ノ)ノ!
ひもを巻きなおせば使えそうです!
なお、フライホイールを手で回すことができたので固着はしていないようです。よかった!!
続いてギアが入りにくい問題ですが、これは上の写真の赤丸の部分のネジを交換して解決。
かなり力がかかるのでしょうか?半分くらいから曲がっていました。
使ったネジはM6x15mmです。
ロータリーへ動力を伝えるチェーンを外しました。
ケースは錆びてボロボロですが、内部は非常にキレイでした。
ロータリーのカバーや爪を外しました。
カバーは簡単に取れましたが、爪は軸が固着しており1時間くらい金づちで叩き続けてようやく外せました。
ここはサビがひどいので再塗装しようと思います。
ついでにロータリーのチェーンケース内のオイルを抜いてみました。
見事に泥オイル状態です・・。オイルシールがダメになっているのでしょう。
オイルシールの交換は私はできないので、修理屋さんに持っていこうと思います。
燃料タンクも取り外しました。
内部は腐ったガソリンで大変なことになっています・・。
こちらもサビがひどいので再塗装かな・・。
最後にプラグですが、見たことのないものが付いていました。
「W14FP-UL」という型番のデンソー製のもののようです。
個人的にNGKが好きなのでまだ使えるとしても交換するつもりです。
今回は週末二日分の作業をまとめて記事にしてみました。
この機械はかなり強敵で、まだまだ長い戦いになりそうです。
冬の間はこの修理の続きを行いますので、この先もご覧いただければ幸いです。
それでは今日は以上で終わります。ありがとうございました。